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煎茶雁ヶ音青柳玄米茶ほうじ茶お茶ができるまでお茶の成分・効能お茶のおいしい飲み方

  • 煎茶

煎茶

カネ源の煎茶は、かぶせ茶を使って仕上げますので、色鮮やかで風味豊かです。 かぶせ茶は、茶の木に直接遮光幕をかぶせて一週間前後、日光を遮って栽培するので、お茶の旨みのもとであるテアニンが豊富です。テアニンは根でつくられて葉まで移動し、そこで日光にあたると渋みのもとであるカテキンに変化します。直射日光を遮って栽培することでカテキンは少なくテアニンの多い、つまり渋みが少なくおいしいお茶になります。

  • 雁ヶ音茶

雁ヶ音

煎茶を製造する際に、茶の若枝・茶葉の柄・新芽の茎などが撰り出されます。この茎の茶のことを雁ヶ音(かりがね)といいます。 煎茶と部位は違うものの、同じ茶葉から作るため品質は劣るものではありません。 雁ヶ音には独特の爽やかな味と香りがあり、また、アミノ酸が多く含まれる部位であるため旨みが強いのも特徴です。 カネ源の雁ヶ音は、かぶせ茶の茎を使っていますので、色鮮やかで風味豊かです。

  • 青柳茶

青柳

青柳(あおやなぎ)は比較的 葉が大きい荒茶で作ります。 荒茶をふるいにかけて粉を抜き、火入れをしてかおりを立たせたもので、撰別していないので茎もそのまま入っています。 湯さましをしないでポットのお湯を直接注いで淹れられるので、お食事の時や休憩時に手軽に飲んでいただける爽やかで喉ごしの良いお茶です。

  • 玄米茶

玄米茶

青柳に煎った玄米をブレンドしたものが玄米茶です。 玄米のこうばしい香りが食欲をそそります。お食事時にぴったりのお茶です。 日本古来のフレーバーティーですね。

  • ほうじ茶

ほうじ茶

茶の葉を収穫した後、園を整えるために刈ったお茶で作るのが番茶で、その番茶を赤茶色になるまで強火で焙じたものが ほうじ茶です。 焙じることで独特のホッと心和む香りが生まれます。 焙じると渋味のもとであるカテキンが壊れるので、苦味や渋みはほとんどなくなります。また、カフェインの量も少ないので、小さな子供さんや妊婦さん、お年寄りの方にも安心して飲んでいただけるやさしいお茶です。



  • 煎茶、玉露、かぶせ茶を含めて「緑茶」といい、煎茶、玉露、かぶせ茶は、それぞれ栽培方法が異なります。

     

    煎茶は、日光を浴びせて栽培します。
    かぶせ茶は、茶の木に直接遮光幕をかぶせて一週間前後、日光を遮って栽培します。
    玉露は、茶園全体に覆いをかけて20日ほど遮光して栽培します。


    日光を浴びて栽培された煎茶は渋みと爽やかな香りがたち、すっきりと味わっていただけるのが特徴で、玉露やかぶせ茶は渋みが少なく旨みを味わえるお茶となります。


     

    お茶のできるまで

1.摘みとり

2.蒸す

3.揉む・乾かす

摘みたての葉は蒸気で蒸されいくつもの行程を経て原料茶の荒茶になります。蒸しの行程が始まったら工場はフル稼働。

 

4.形を整え荒茶完成

5.品質鑑定・茶取引

6.仕上げ加工

     
     
   

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    お茶の成分・効能

お茶の成分

 

効能

カテキン類

 

発ガン抑制作用・坑腫傷作用

突然変異抑制作用・抗酸化作用

血中コレステロール低下作用

血圧上昇抑制作用・血糖上昇抑制作用

抗菌作用・抗ウイルス作用

虫歯予防・口臭予防(脱臭作用)など

カフェイン   覚醒作用(疲労感や眠気の除去)・利尿作用
ビタミンC  

強心作用

ストレスの解消

風邪の予防

β-カロチン   抗酸化作用・抗ガン作用
ビタミンE   抗酸化作用・老化防止
r-アミノ酢酸(ギャバ)   血圧降下作用
フラボノイド   血管壁強化・口臭予防
多糖類   血糖低下作用
フッ素   虫歯防止
テアニン   緑茶のうま味成分
生活習慣の予防に期待されるカテキン
お茶の渋み成分であるカテキンには、体に有効なさまざまな働きがあり、抗ガン作用も研究結果が注目される効用のひとつです。
食中毒を防ぐ抗菌作用も
ブドウ球菌やボツリヌス菌などの食中毒菌を、カテキンの強力な殺菌効果が退治。食中毒が心配な季節には、たっぷりのお茶を飲みましょう。

カフェイン効果で疲労回復とリフレッシュ
カフェインには眠気を覚ます作用の他、利尿作用や消化を促す動き、中枢神経に作用して疲労を回復させるリフレッシュ効果もあります。

豊富なビタミン類が風邪予防や美肌づくりに
緑茶にはビタミンB類、ビタミンC、ビタミンE、そして体内でビタミンAに代わるβ-カロチンが豊富に、バランスよく含まれています。
若々しさを保つビタミンEも充実
生活習慣病の予防に欠かせないのがビタミンEです。

動脈硬化や心疾患などの病気の一因である過酸化脂質の沈着を食い止める働きがあります。

フッ素とフラボノイドで虫歯と口臭を予防
お茶の葉は、他の植物と比べてフッ素の含有量が多く、食中食後のお茶は虫歯を作らないためにも利にかなった習慣です。
 

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    おいしいお茶の飲み方

お湯の準備
お湯は沸騰してから3〜5分そのまま沸かし、ポットにうつします(水道水のカルキを抜きます)。
ぬるいお湯を使うときも一度沸騰させたお湯をさまして使います。

    お茶の保存方法

     
     

    お茶に湿気は大敵です。気密性の高い容器に入れて、新鮮なうちに飲み終わるように心がけます。

    大量のお茶を手に入れた時は、缶に小分けし、なるべく早く使うようにしましょう。

    冷蔵庫に保存する時は、密封することを忘れずに。
    臭いを吸収します。

     

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